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「巨人の影」攻略記(その11、剣の後継者)

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ゴルゴンの謎

 

リモートNOVA『今回は最初からクライマックスだ』

 

ダイアンナ「前回で、フォーティは蛇の王コブラクスを倒したんだね」

 

NOVA『そして今回は引き続き、〈ゴルゴンの墓所〉のボスとも言うべきゴルゴンとの戦いから入るわけだけど、コブラクスとゴルゴンの関係がよく分からない』

 

アスト「前回は、蛇神コブラクスの巫女にして妻だと言っていたようだが?」

 

NOVA『ゲームブック本編では、そういう記述がなくて、当ブログ用にアレンジした。じっさいは、ゴルゴンの方が格上で、コブラクスの方が番犬代わりの番蛇かもしれない。何しろ、コブラクスもゴルゴンもゲームブックでセリフがあるわけでもなく、ついでに「モンスター事典」のシリーズにも掲載されていない。コブラクスはともかく、ゴルゴンが載っていないのは意外だった』

 

ダイアンナ「本作で初登場ってこと?」

 

NOVA『いや、「火吹山ふたたび」で登場しているんだが、FFシリーズではゴルゴンではなく、メデューサ名義で登場していることが多い』

 

アスト「どっちでも一緒だと思うがな」

 

NOVA『厳密には、メデューサがゴルゴン3姉妹の末娘で、メデューサは個人名、ゴルゴンは家名もしくは種族名になるか。ゴルゴン3姉妹の長女はステンノー、次女はエウリュアレーだが、姉2人の名前がモンスター名として扱われることはないな。D&Dでは、ゴルゴンは石化ガスを吐く牡牛型の怪物だが、基本的には、どちらも蛇の髪の毛を持つ魔女然とした怪物で、その顔を見るか、視線によって石化の魔力を発動する。

メデューサ初登場は「死の罠の地下迷宮」で、石化以外の戦闘力はあまりない(技6、体5)。一方、ゴルゴンは「バルサスの要塞」で、バルサスが魔法で変身した姿として初登場。メデューサよりもゴルゴンの方が格上の能力を持っている印象だ。現に、本作でもゴルゴンの技術点は10、体力点も10で、なかなかの強敵に仕上がっている』

 

ダイアンナ「どちらも直接目視しての戦いを避ける都合上、技術点にペナルティを受けての戦闘になるから、あまり強くし過ぎると、ゲームバランスがキツくなるんだね」

 

NOVA『目を閉じることで2点のペナルティを受けると考えると、実質的に相手の技術点が+2加算されるようなもの。メデューサが8になるなら、そこそこ手強い程度だが、ゴルゴンの技術点が12と換算すると、ほぼ作品内のラスボス級の手強さだ。本作のコブラクスとゴルゴンは能力的に対等だが、石化を防ぐためのペナルティを考えると、ゴルゴンの方が格上となる。さらにコブラクスは蛇の王という小神クラスの双頭蛇であることからして、ゴルゴンも神クラスと言っていい。ギリシャ神話の原典に準えるなら、メデューサの姉2人は末娘と違って不死身だとも言う。

『現に本作のゴルゴンも、死んで復活したモンスターとして扱われており、封印はできても、完全に滅ぼすことはできない不死怪物の一種なんだろう。いろいろ盛られた設定だとも思うが、半神として扱うのが妥当なんだろうな。タイタン世界のゴルゴンの扱いをどう受け止めるべきか、公式のモンスター事典にも載っていないので、本作の記述を元に俺解釈を散りばめていると思って欲しい』

 

アスト「言い換えるなら、封印された半神程度なら普通に倒せるのがフォーティのヒーロー性ってことだな」

 

ダイアンナ「悪魔に会ったら悪魔を斬り、神に会ったら神を斬り、実はとんでもなく英雄然とした主人公ってこと?」

 

NOVA『まあ、オーガーをビンタ一発で吹き飛ばす腕力の持ち主なので、ギリシャ神話のヘラクレス並みの英雄として描かれているのかもしれないが』

 

アスト「一般人グースの目から見たら、神とか悪魔とかと渡り合える英雄的な勇者の偉業にいつの間にか関わってしまい、夢物語にも似た高揚感を覚えているだろうな」

 

NOVA『そういうグースだって、「アランシア一の射手」と自己紹介していたじゃないか』

 

アスト「それは自分を売り込むためのハッタリに過ぎない。あるいは、グースの狭い世界観の中では自分以上の射手には会ったことがないから、そう信じ込んでいるのかもしれないが。それでも、フォーティ兄貴の英雄ぶりに間近に接して、一般人と英雄の違いを初めて知るに及んだというか」

 

NOVA『じっさい、技術点11とか12ってのは世界有数の英雄なんだろうがな。それでは、パラグラフ198番、神に通じたゴルゴンとの対決を始めるとするか』

 

魔人の決断

 

ダイアンナ「前回、コブラクスは倒された後、人間や人の創造主ロガーンに呪いの言葉を発するとともに、その最後の魔力を部屋の奥の扉の先に眠るゴルゴンの棺に注ぎ込んだ。そして、トウィクシルが怯えたかのような声を発する」

 

トウィクシル『何て強烈な魔の臭いだ。ご主人さま、扉の向こうには、とんでもない魔物が目覚めようとしています』

 

アスト→グース「とんでもないって蛇の王以上の敵がまだいるってのか?」

 

NOVA→フォーティ『やれやれ。一難去って、また一難ってところか。巨人を倒す前に、神とか悪魔とかを相手するなんて聞いていないぞ』

 

トウィクシル『どうするんですか、ご主人さま』

 

フォーティ『もちろん、ドラゴン勇士団の名にかけて、アランシアの平和を守るための障害はすべて斬るさ。ヒーローの物語ってそういうものだろう?』

 

トウィクシル『……ご主人さまって本当に凄い人だったんですね。思っていたよりも凄い物語に触れられて、ぼくの心は打ち震えています。ランプの魔人として召喚されて以来、こんなにワクワクドキドキしたことはない』

 

フォーティ『俺の従者になって良かったろう?』

 

トウィクシル『最高です』

 

フォーティ『では、最高の戦いを始めようではないか。そう言って、魔の気配が漂う奥の扉に向かう』

 

グース「へへっ、何やらとんでもない事件に巻き込まれちまったが、あの巨人の脅威を見てから、オレの人生は英雄伝説の世界に突入したようだな。英雄の介添役として、『偉大な赤き射手』みたいに謳われるような勇気を示すとするか。逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ」

 

ダイアンナ「扉を開くと、そこは戦士やエルフなど数多くの石像が立ち並ぶ部屋で、奥にゆらりとガウンを着た女性のような人影がうっすらと見える。それがゴルゴンであることは、身にまとう魔の気配だけで察することができるだろう」

 

フォーティ『まともに姿を見てはいけないんだな。バンダナ代わりのハンカチをグースに渡す』

 

グース「兄貴、これは?」

 

フォーティ『お前が使え。俺は鏡代わりの盾で、奴の姿を映して戦う。だが、お前はそういうわけにも行かないだろう? ハンカチで目隠ししても、うっすらと動く輪郭程度は追えるだろうし、音や気配で察知すれば、矢も当てられるだろう。ただし……間違えて俺に当てるなよ』

 

グース「分かった。兄貴が、あの魔女とオレの射線上にうっかり入らないように動いてくれれば、誤射する可能性は減らせると思う」

 

フォーティ『上手く回り込んで、挟み撃ちになるように動けばいいってことだな』

 

ゴルゴン『ホホホホホ。迷い込んだ愚かな人間が2人、我が愛するペットの蛇を倒したみたいだけど、その報いを受けさせてやるわ』

 

グース「ペットだと!? あんたは蛇の王の巫女にして、妻ではなかったのか?」

 

ゴルゴン『世迷言を。蛇の虚言に騙されおって。妾が仕えし神は魔王子シス様に決まっておろう。コブラクスはシス様の遣い、ただの獣僕に過ぎぬが、妾の美貌に懸想したと見える』

 

グース「蛇にとっての美貌は、人にとっては恐怖を伴うだけだ。その姿を見ずに、声を頼りに当てる!(ビュン)」

 

ゴルゴン『狙いを定めぬ矢が当たるものか』

 

グース「今のは牽制。本命は……」

 

フォーティ『俺の剣だ。覚悟!』

 

ゴルゴン『小癪な。盾の鏡像を頼りに斬りかかるとは考えたつもりだろうが、それで本気の剣技は使えまい』

 

 盾がなければ、ゴルゴンに対しては5点のペナルティー

 盾があっても、3点のペナルティーを負うことになって、不利は否めません。

 しかし、その時、ドラゴン勇士団のもう1人が支援に動きます。

 

トウィクシル『ご主人さま、それに下僕後輩。今から、ぼくが全ての魔力で君たちに特殊魔法〈魔人の嗅覚〉を掛けてあげる。目を閉じていても、嗅覚で魔の臭いを嗅ぎ分けて、ペナルティーなしで戦えるはず。お願いだから、ぼくの魔法に抵抗しないでよ』

 

フォーティ『お前、そんな魔法を使えたのか!?』

 

トウィクシル『めったにないスペシャルサービスなんだからね。ご主人さまたちがもしも負けて、ゴルゴンに石像に変えられたりしたら、こんな退屈な場所にずっと取り残されるなんて、真っ平ごめんだし〜』

 

 ということで、ゴルゴン対策の最適解は、〈真鍮のランプ〉に宿るトウィクシルを連れて来ていることでした。

 そして、ペナルティーなしで、ゴルゴンと戦うことができます。

 技術点10はそれなりに強敵ですが、フォーティが2差で勝っている以上、有利に立ち回れて、2ラウンドで4点のダメージを与えることに成功。

 その後、イベントにより、グースの矢の一本がゴルゴンの肩に、もう一本が首に命中し、隙ができたところをフォーティがとどめの一撃を与え、戦闘が無事に終了します。

 

トウィクシル『本気を出したドラゴン勇士団は最高だね』

 

フォーティ『ああ。全てはお前の支援魔法のおかげだ』

 

グース「下僕呼ばわりは気に入らないが、今回ばかりは見直したぜ、先輩。これからも、よろしく頼むわ」

 

トウィクシル『……うん、そうしたいのはやまやまだけど、ぼくが手を貸せるのはここまでだ。今ので魔力を全部使いきったので、眠くて眠くて仕方ないんだよ。次に目覚めるのは何年後になるかな。ご主人さまがアランシアを救うのを目撃できないのは残念だけど、ランプはお願いだから捨てないで。目覚めたときには、ご主人さまとブラックサンドで新たな冒険をしたいし』

 

フォーティ『ああ、お前は捨てないさ。ずっと大切に持っているから、安心して眠るといい。ただし……ブラックサンドでの冒険は勘弁してくれ。好き好んで、悪名高い盗賊都市に行きたいとは思わない』

 

 それとも、この物語の続編は、ブラックサンドが舞台になるのでしょうか?

 そして、フォーティたちの時代にも、領主のアズール卿はまだ健在なのでしょうか?

 その答えが未来に分かることを期待しつつ、今はトウィクシルの出番終了を惜しみつつ、感謝の気持ちを捧げるとしましょう。

 ありがとう、トウィクシル。楽しいランプの魔人だったよ。

 

ゴルゴン戦の後始末

 

ダイアンナ「さて、トウィクシルの犠牲の甲斐あって、ゴルゴンを撃退したフォーティたちだけど……」

 

フォーティ『いや、トウィクシルは犠牲になんてなっていない。少しばかり長い眠りについただけさ。次のエピソードがあれば、また元気に復活して、賑やかな姿……は見せないけど、声を聞かせてくれるはず』

 

グース「次のエピソードなんてあるのか?」

 

フォーティ『さあ、そこはリビングストンさん次第じゃないかな。「巨人の影」の後で、ストーンブリッジが大被害から復興している話が書かれたら、それを次のエピソードに認定したいと思う』

 

ダイアンナ「45周年(2027年)か50周年(2032年)に、そういう新作ゲームブックが書かれたらいいね」

 

グース「それまで作者さまには元気に創作活動を頑張ってもらいたいものだな」

 

フォーティ『45周年はともかく、50周年の時に、プレイヤーが健在とも限らないんだが。還暦過ぎてもゲームブック攻略を頑張ってる自分は少し想像しにくい』

 

ダイアンナ「作り手も受け手も健康を大切にして、意欲を維持できたらいいね」

 

フォーティ『ともあれ、トウィクシルがいない状況でのIF攻略を改めて考えてみたい。まず、盾も持たない技術点マイナス5ペナルティーだが、ええと良くて技術点7か8(原技術点12+兜での攻撃力+1を想定)で戦わないといけない』

 

グース「最大でも2差で負けているのか。盾なしじゃ、死ねと言っているようなものだな」

 

フォーティ『一応、盾があっても、なくても、3ラウンド後に生きていれば、運だめしを行うことになる。成功すれば、グースの牽制射撃のおかげで隙ができたゴルゴンをフォーティがとどめを刺す形で、勝利できる』

 

ダイアンナ「能力差に関わらず、イベント戦闘みたいな形で決着がつくわけだね」

 

フォーティ『何だかんだ言って、グースの矢はボス戦で非常に心強いんだよ。もちろん、運が悪ければ石化してバッドエンド送りだが』

 

ダイアンナ「トウィクシルがいれば、確実にゴルゴンは倒せるけど、いなければ運任せになるってことだね」

 

フォーティ『そして、パラグラフ332番だが、その前にゴルゴンの頭の蛇の数は18匹という情報は何気なく書かれているので、メモしておいた方がいい』

 

グース「重要なキーナンバーなのか」

 

フォーティ『このダンジョンを脱出するためのな。それからパラグラフ332番だが、たったの1つの項目で情報量が非常に多い。一つ一つ確認しないと、何だかダイジェストみたいに物語が流れて、感情移入が乏しくなる。よって、ここでは

 

 

 

もう一つの別れ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(未完)


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